アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、フラム(イングランド1部)に所属するブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(28)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
ブラジル代表として3キャップを刻むペレイラはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせると、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2022年夏にフラムに完全移籍。正確な右足のキック精度を活かしたチャンスメイクや高い足元の技術を武器にここまでプレミアリーグ31試合に出場して1ゴール7アシストを記録している。
そんなペレイラに対してアトレティコは今冬にも獲得を興味を持っていたが、フラムは売却を検討すらしなかったという。ただ、ブラジル代表MF陣営は今夏にオファーがあれば、フラムがそれを検討することを期待しているようだ。
また、ペレイラにはアトレティコのほかにクラブ名は明かされていないものの、イタリアの複数クラブも来たる今夏に向けて注目しているとのこと。同選手はフラムと2026年夏まで契約を結んでおり、市場価値は2000万ユーロ(約32億8000万円)に見積もられている。
なお、今季のラ・リーガで4位に位置しているアトレティコは今夏に中盤強化を優先事項に掲げていると報じられている。そのターゲットとしてレアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表MFミケル・メリーノなど複数選手の名前が浮上している。