ユベントス(イタリア1部)が、ボローニャ(同1部)に所属するU-22オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『スカイ』が伝えた。
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)でプロキャリアをスタートさせたザークツィーは、パルマやアンデルレヒトでのレンタル移籍を経験して2022年夏にボローニャへ完全移籍。ポストプレーの巧みさやシュートセンスの高さを武器に今季はここまでセリエA28試合に出場して10ゴール4アシストを記録している。
そんなザークツィーに対してユベントスが関心を持っており、4000万ユーロ(約65億7000万円)の買い戻しオプションを保有しているバイエルン・ミュンヘンと最初のコンタクトをとったようだ。仮にバイエルンが同選手を買い戻した場合、ユベントスはドイツクラブと交渉を行っていく構だという。
ただ、オランダ人ストライカーには日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルも目を光らせており、年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を準備している模様。また、フランス代表FWオリビエ・ジルーが契約満了になる今夏に退団するとの見方が強まっているミランも獲得に乗り出しているようだ。
なお、ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルにマンチェスター・ユナイテッドからの関心が浮上するなど去就が不透明となっているユベントスはザークツィーの同僚であるU-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリにも関心を持っているとのこと。今季からボローニャでプレーする同選手はここまでセリエA25試合に出場している。