浦和レッズ所属MF渡邊凌磨は、今月3日開催の明治安田J1リーグ第6節FC東京戦でフル出場。両クラブのファン・サポーターから感謝や励ましのメッセージが受け取っているが、同選手に対する誹謗中傷と解釈可能なSNS投稿が話題に。周囲からの批判が相次ぐ中、当該投稿が削除されている。
モンテディオ山形所属時に浦和への特別な思いを語っていた渡邊。2021シーズンから3年間にわたりFC東京でプレーした後、浦和へ完全移籍。「埼玉スタジアムのピッチに立つ」という自身の夢を叶えている。
今季ここまでリーグ戦全試合でスタメン出場の渡邊は、国立競技場で迎えた古巣対戦でもプレーすると、試合後にはFC東京のゴール裏に行って挨拶。涙を流す同選手の姿はFC東京の公式YouTubeチャンネルでもアップされており、反響を呼んでいる。
しかし、X(旧ツイッター)では「渡邊凌磨選手、出て行ってくれて本当にありがとうございました。あなたがいなくなったおかげで荒木が来てくれました。今日も存在感はほぼゼロでした。感謝してもしきれません」といった心無いメッセージが。「失礼」「誹謗中傷だ」「こんな人、FC東京のサポーターにいてほしくない」といった批判が相次いでいる。
また、当該投稿は6日11時時点で削除されているが、スクリーンショット機能による画像で再拡散。「結局逃げるのかよ」「鍵垢かけて見られないようにしたか」「記事書かれたことにビビッて消したのかな」などの声が挙がっている。
移籍に関連した選手への過度な批判や誹謗中傷が後を絶たないJリーグ。渡邊を応援するファン・サポーターが多いだけに、早期の問題解決や事態収束が求められる。