ユベントス(イタリア1部)が、サウサンプトン(イングランド2部)からレンタルで加入しているU-23アルゼンチン代表MFカルロス・アルカラス(21)の残留を望んでいるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
イタリア代表MFニコロ・ファジョーリが賭博違反、フランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反で長期の出場停止処分が下されているユベントス。中盤強化が必至だった今冬は最終的に4950万ユーロ(約81億2000万円)の買い取りオプション付きのレンタルでアルカラスを補強した。
そのアルカラスに付随されている買い取りオプションを行使するつもりがないというユベントスだが、もう1年残留を望んでおり、新たな契約に向けてサウサンプトンとの交渉に前向きだという。アルゼンチン人MFのユベントス残留は難しい状況ではあるものの、不可能ではなく、今後10試合前後で左右される可能性もあるようだ。
母国のラシン・クラブでプロキャリアをスタートさせたアルカラスは2023年1月にサウサンプトンへ移籍すると、今年1月にユベントス入り。ボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFでここまで公式戦5試合に出場して1アシストを記録しているが、直近3試合は欠場している。
なお、ユベントスは上述したポグバが4年間の出場停止処分が決定していることから中盤強化を優先事項に。アタランタ(イタリア1部)のオランダ代表MFトゥン・コープマイネルスやボローニャ(同1部)のスコットランド代表MFルイス・ファーガソンに関心を示しているとされている。