チェルシー(イングランド1部)が、所属するイングランド代表MFコール・パーマー(21)に新契約を準備しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
マンチェスター・シティ下部組織出身のパーマーは2020年にトップチームデビューを果たすと、広い視野を活かした創造的なチャンスメイクや高い左足のキック精度を武器に昨夏にチェルシーへ移籍。その新天地ではここまでプレミアリーグ26試合に出場して16ゴール8ゴールと圧巻の成績を残りており、大ブレイクを遂げている。
この活躍を受けて昨年11月にはイングランド代表デビューを果たしたパーマーは昨夏にチェルシーと1年の延長オプションが付随する7年の長期契約を結んだ。クラブ最高給のイングランド代表FWラヒーム・スターリングの4分の1である週給8万ポンド(約1500万円)を受け取っている同選手の活躍を報いるために大幅な増額オファーを準備しているという。
まだ、イングランド代表MFの新契約を巡る交渉は行われていないが、クラブ内部ではもっと良い条件がふさわしいとの考え方もある模様だ。
なお、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は直近のマンチェスター・ユナイテッド戦でハットトリックを達成したパーマーの新契約に関して「彼はよくやっている。でも彼は7年契約を結んだ。もし、クラブが彼に補償や報酬を与える必要があると考えるなら、クラブはそれをするつもりだ」と述べている。