トーマス・パーティー 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)に所属するガーナ代表MFトーマス・パーティ(30)が、自身の去就について言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。

 アトレティコ・マドリードでプロキャリアをスタートさせたパーティは、2020年夏にアーセナルへと完全移籍。高いボール奪取能力と推進力のあるプレーを武器に中盤の要として活躍していたが、負傷癖も相待って今季はここまで公式戦9試合の出場にとどまっている。

 そんなトーマスはアーセナルと2025年夏までの契約を結んでいるものの、イタリアやスペイン、サウジアラビアのクラブからの関心が浮上。だが、ガーナ代表MFは「僕の頭は常にここにある。ここでプレーすることを選んだんだ。いろいろな憶測が飛び交っているけど、僕にとってはここにいること、このクラブでプレーを続けることが本当に幸せなんだ」とアーセナル残留を希望した。

 なお、アーセナルは昨夏にウェストハム・ユナイテッド(イングランド1部)から加入したイングランド代表MFデクラン・ライスが中盤の絶対的レギュラーに君臨。さらに、イタリア代表MFジョルジーニョもビッグマッチでの序列を上げており、トーマスは出番が激減している。

 加えて、アーセナルは今夏に中盤強化を望んでおり、レアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表MFマルティン・スビメンディやバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)のドイツ代表MFヨシュア・キミッヒに関心を示しているとみられている。