春の陽気に誘われて、デートにお花見、ドライブなど、「どこかへ出掛けたい!」という人もいることだろう。今回は、関東近郊で春のお出かけにぴったりなスポットを紹介する。この時季ならではの見どころも多いため、自分なりのお出かけスポットを見つけてほしい。
東京のおすすめスポット
まずは、東京にあるおすすめスポットからご紹介しよう。
目黒川
目黒駅から徒歩約10分のところに位置する「目黒川」は、春になるとぜひ出かけてほしいスポットだ。川沿いに植えられたソメイヨシノは約800本にものぼり、都心にいながら自然を感じられる癒やしを感じられる場所となっている。
見頃は、例年3月下旬~4月上旬にかけて。夜はライトアップされるため、昼と夜とで違った楽しみを味わえるのも魅力の一つだ。昼間に春の陽気を感じながらピンクの桜を堪能でき、夜にライトで照らされたロマンチックな桜を楽しめるようになっている。また、社会人であれば、仕事帰りにふらっと寄ってみるのもいいだろう。ぜひ、昼と夜とで異なる顔の桜並木を訪れてみてほしい。
高尾山
関東の人気登山スポットである「高尾山」も、春のお出掛けにおすすめの場所だ。都心から約1時間でアクセスできることに加え、のんびり歩いて登っても約1時間半で登頂が可能であるため、春のハイキングにぴったりだ。
特に春におすすめなのが、高尾千本桜と呼ばれる桜並木。山の斜面を一面ピンクに染める春の景色が絶景のひと言。また、高尾山は徒歩以外にもリフトやケーブルカーなど、さまざまな登り方があるため、子どもと一緒に楽しめる点も魅力だ。
関東近郊のおすすめスポット
続いて、東京都と以外のおすすめスポットについても触れておこう。
HAKONATURE BASE(神奈川県)
アウトドア好きにおすすめなのが、「HAKONATURE BASE」だ。神奈川県の箱根湯本にある施設で、2023年4月にオープンしたばかり。箱根の自然・歴史・文化体験などを提案するアクティビティ拠点となっている。
地元産クラフトビールやコーヒーが楽しめるカフェや「THE NORTH FACE」のショップも併設されており、休憩やお買い物で立ち寄るのも一つの手だ。バードウォッチングなどの有料ツアーも定期的に開催されているため、そちらの情報もぜひチェックしてから出かけよう。
東武ワールドス クウェア(栃木県)
栃木県にある「東武ワールドスクウェア」は、世界各国の遺産や建築物を25分の1スケールの大きさで再現したテーマパークだ。
園内には自由の女神やピラミッドなど、22カ国102点のミニチュアが集結しており、どの作品も精巧に再現されている。園内は6ゾーンに分かれており、世界各地を観光している気分に浸れるため、暖かな春に運動がてら世界を周ってみてはいかがだろうか。
東京ドイツ村(千葉県)
千葉県袖ケ浦市にあるテーマパークが、「東京ドイツ村」。東京ドーム約19個分という広大な敷地には、観覧車やボート池、フラワーガーデンなど自然を感じられるエリアのほか、ゴルフやボルタリング、アトラクション乗り物などのアミューズメントを楽しめるエリアがある。
また、名前の通りドイツ料理やドイツビールなどが楽しめるレストランや、バーベキュースポットやカフェテリア、パン工房などもあるため、大人も子どもも1日中楽しめるスポットとなっている。
榛名山ロープウェイ(群馬県)
群馬県高崎市にある「榛名山ロープウェイ」からは、群馬の山々が織りなす絶景を堪能できる。ロープウェイは、絶景スポットの榛名富士山頂への通り道。ロープウェイ乗車中は、エメラルドグリーンの榛名湖を真下に眺められるほか、快晴時に富士山が拝めることもある。
また、榛名富士山頂から見える群馬の山々や関東平野の景色は圧巻のひと言だ。春風を感じながら、都会では感じられない絶景を堪能してみてはいかがだろうか。
国営ひたち海浜公園(茨城県)
茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」では、あたり1面にネモフィラが広がり、美しい景色を見られる。約530万本ものブルーのネモフィラの花が1面を埋め尽くす光景は絶景で、空と海の青色に溶け合うような風景が見応え抜群だ。
見頃は、例年4月中旬~5月上旬。写真映え間違いなしのスポットだけに、カメラ必携で訪れることをおすすめする。