親しみのある接客と確かな技術「Bar Cocktail Book 新宿」(新宿)|カクテルを愉しむBAR
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

たゆまぬ努力で技を磨くカクテルの名手

BARTENDER
岡村 朗さん(バーテンダー歴24年)

親しみのある接客と確かな技術「Bar Cocktail Book 新宿」(新宿)|カクテルを愉しむBAR
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

すっと伸びた背筋、静かに笑みをたたえながらカクテルを作る優美な所作には、歌舞伎の型のような様式美がある。

オーナーバーテンダーの岡村朗さんは「H.B.A.CLASSIC 創作カクテルコンペティション2023」のチャンピオン。20代の頃から、多くのコンペで優勝を重ねてきた。

親しみのある接客と確かな技術「Bar Cocktail Book 新宿」(新宿)|カクテルを愉しむBAR
(画像=カクテルコンペで優勝し「とがっていた」若い頃、当時の勤務先の店長に贈られた言葉は「初心、謙虚、自信」だった。今はそこに「感謝」を加えて、自分の軸にしているという。、『男の隠れ家デジタル』より 引用)

京王プラザホテルのバーで12年の経験を積み、自身の店を持って13年目。白いバーコート姿に、整髪料で艶やかに固めた髪型はホテルスタイルだ。だが「肩肘張らないバー」がコンセプト。

試行錯誤するカクテルの創作は、理科の実験のようだと話す。使用するレモンも味に個体差があるため、計量せずに舌と経験で量を変える。良いカクテルができると“余韻”が生まれるのだという。

親しみのある接客と確かな技術「Bar Cocktail Book 新宿」(新宿)|カクテルを愉しむBAR
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

「毎日仕事後に必ずカクテルを作って、自分が今どんな味を出しているのかを把握するんです」

“おもてなし”を最も大事にしている岡村さんがコンペで披露したオリジナルカクテルはホスピタリティ。グラスに注がれた緑色が新宿の喧騒を忘れさせる。

親しみのある接客と確かな技術「Bar Cocktail Book 新宿」(新宿)|カクテルを愉しむ
(画像=50種類近いアレンジジントニックのメニューがある。、『男の隠れ家デジタル』より 引用)

冬の一杯

ホスピタリティ
(1600円)

親しみのある接客と確かな技術「Bar Cocktail Book 新宿」(新宿)|カクテルを愉しむBAR
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

千利休の精神「一期一会」に着想したオリジナルカクテル。抹茶リキュール、国産のジン、ライムジュースなどを使用する。

Bar Cocktail Book 新宿

東京都新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿201
TEL:03-5332-3075
営業時間:18:00~翌1:00(土曜は17:00~)
チャージ:600円 席数:13席
定休日:日・月曜
アクセス:都営地下鉄「新宿西口駅」より徒歩2分

文/中村さやか 撮影/むかのけんじ

提供元・ 男の隠れ家デジタル

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