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低リスクでレーシングドライバー気分を味わえる
日本が誇る軽トラックはあの“マスタードライバー”もお気に入り
低リスクでレーシングドライバー気分を味わえる

軽トラックは、前述のとおりスポーツカーにふさわしいレイアウトを採用していることや、重い荷物を搭載しても十分に性能を発揮できるよう設計された足回りを備えていることなど、意外にも車としての基本的な走行性能が追求されています。
また、重い荷物を載せて坂道を登ることを優先したトランスミッション設定となっているため、高速道路を走るなど高い速度域で走行することには不向きですが、これにより高い駆動力が得られるほか、低い速度域でもアクセルを全開にして走るという体験が可能。
低い速度域であれば車の各部の消耗は少なく、また万が一の際にも破損や怪我の程度が少なく済むため、スポーツカーで“攻めた走り”をしているような体験を、低リスクで楽しむことができます。
実際にはいくつかの部品に手を加えなければ本格的にスポーツ走行を楽しむには少し物足りない場合はあるものの、部品や工賃が一般的なスポーツカーのそれよりもずっと安く済むほか、多少ラフに扱っても壊れない頑丈さも備えているため、経済性にも優れている点を評価する人も少なくありません。
日本が誇る軽トラックはあの“マスタードライバー”もお気に入り

サーキットなどでスポーツ走行を行うドライバーの中には、軽トラックの運転を好む人や軽トラックの運転がドライビング技術向上に役立つと考える人も少なくありません。
軽トラックを「スポーツカー」として評価しているプロレーシングドライバーもいるほか、トヨタ自動車のマスタードライバーである豊田章男氏も、「2シーターのミッドシップエンジン車」として好きな車に軽トラックを挙げています。
軽トラックに乗ったことがない人もこうした評価を見聞きすることで軽トラックを運転してみたいと思い、知人から借りて乗るなどして軽トラックを体験したという人もいるようです。
ただし、あくまでも軽トラックは荷物等の運搬が主な使用目的となるため、スポーツ走行を目的にレンタカー等で軽トラックを借りることはできないことがほとんど。
自身が所有する軽トラック等であれば問題ありませんが、貸し出されている軽トラックでスポーツ走行をする場合は、そのような目的での利用に問題がないか確認しましょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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