インテル(イタリア1部)が、フィオレンティーナ(同1部)に所属するU-21イタリアDFマイケル・カヨーデ(19)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
今季のセリエA24試合に出場して3ゴール4アシストを記録しているオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース
が来夏に契約満了を迎えるインテル。新契約を巡る交渉は難航しており、フリーでの流出を避けるべく、今夏に放出する可能性があるという。
その後釜としてインテルはカヨデに注目しており、すでに何度かスカウトを派遣している模様。選手サイドの代理人と交渉に向けた準備をしているインテルだが、フィオレンティーナは2028年夏まで契約を結んでいるイタリア人DFの割引を考えていないことから交渉は簡単なものではないようだ。
なお、カヨデには日本代表DF冨安健洋も在籍するアーセナル(イングランド1部)もターゲットにしているという。同選手は現在年俸40万ユーロ(約6500万円)と安価のようだが、契約最終年には年俸が100万ユーロ(約1億6000万円)まで上昇する予定のようだ。
ナイジェリア出身の両親を持つカヨデは2021年にフィオレンティーナの下部組織に加わると、2023年にトップチーム昇格。強烈なスピードの変化と鋭いカットインを得意としている攻撃的な右サイドバックで今季はセリエA20試合に出場して1ゴール2アシストを記録している。