マレーシア航空370便が消息を絶った後、ネット上に登場した映像が今も波紋を呼んでいる。飛行中に3機のUFOにつきまとわれ、忽然と消えた旅客機はMH370だったのか――。
事件後に投稿された2つの映像
2014年3月8日に消息を絶ったマレーシア航空370便(MH370)だが、そのおよそ3カ月後に奇妙なビデオ映像がYouTubeなどに出回った。
その映像には3つの正体不明の球形の物体が旅客機の周りを飛び回り、その後、球体も旅客機も空中で忽然と消えていく様子が映し出されていたのだ。
この映像の旅客機はMH370なのだろうか。だとすればMH370は墜落したのではなく、この映像のように3機のUFOと共にこの場所から消えたことになる。
UFOコミュニティの専門家は、この映像とマレーシア航空370便を結び付ける試みを行っている。
この動画の前半の映像は軍事衛星から撮影されたものといわれている映像で、同じく3機のUFOに翻弄されながら旅客機が消え去っている。2014年5月にYouTubeユーザー「RegicideAnon」によってアップロードされたといわれている。
後半の映像はドローン(UAV)の前方監視型赤外線装置(FLIR)テクノロジーを使用して撮影・録画されたものであるとされ、旅客機とUFO、雲が動くリアルでダイナミックなシーンを捉えている。こちらも同様にRegicideAnon」によってアップロードされたといわれているが上の画像の1カ月後であった。
「数多くの誘拐の物語を考慮すると、飛行機がUFOに連れ去られたという楽しい考えを抱くのであれば、その後別の場所に戻された可能性も考えられますが、もしかしたら飛行機だけが戻されただけかもしれません。そしてたとえ飛行機が返還されず、実際に軍に拉致されてビデオで撮影されたとしても、偽の機体の残骸が用意された可能性が高いです」と巨大掲示板「Reddit」ユーザーは言及している。
ジャーナリストのジェフ・ワイズ氏や、ニュースメディア「Express」や「News.com.au」、さらにロイターの記事などでも見つかった機体の残骸の正当性について疑問を表明しており、一部からはMH370の事件をめぐる不確実性の一因と見なされている。
2014年4月23日の「IBTimes」の記事では、MH370便が航空管制レーダー画面から消えてから約1時間後の午前2時15分に、軍用レーダーがマラッカ海峡北部の地域でUFOを検知していたことが記されている。
また中国政府のウェブサイトに掲載された2014年3月9日に撮影された衛星画像には、マレーシアとベトナムの間の海域、行方不明のMH370の飛行経路近くに3つの未確認浮遊物体が映っていたことも当時ニュースになっている。
この海域上空に出現したUFOによってMH370は姿を消したのだろうか。それがテレポーテーションであった場合は、瞬間移動の後に地球上のどこか別の場所に出現したと考えられるし、そうではなくパラレルワールドや異世界や異次元に“ジャンプ”したという可能性もある。
公式な捜索は打ち切られた「マレーシア航空370便墜落事故」だが、10年が経とうとしている今も予断を許さない未解決事件であることは間違いない。
参考:「Howandwhys」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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