夏に心配なのが、冷房に関する電気代。なるべく節約したいのが本音だが、熱中症を招いてしまっては本末転倒である。

しかし調査の結果、決して少なくない人たちが「夏の電気代の常識」を勘違いしていることが判明したのだ…。

■扇風機とエアコン、電気代は大きく違う?

扇風機を愛用している家庭も決して少なくないものの、今や「一家に一台」が当たり前といえるエアコン。そこで今回は全国の10〜60代の男女1,000名を対象として、扇風機とエアコン、それぞれの電気代に関する意識調査アンケートを実施することに。

30年前のエアコン電気代、その実態に目を疑う 「高い」とかいうレベルじゃなかった…
(画像=『Sirabee』より 引用)

調査の結果、扇風機とエアコンでは電気代が「大きく変わる」と回答した人物は、全体の82.6%と判明。つまり約2割は「そこまで変わらない」と考えているワケである。

記者個人としては、「より新しい技術を駆使しているエアコンの方が電気代が高くなる」というイメージがあるのだが、実際のところはどうなのだろう。そこで今回は各機器の電気代事情をめぐり、大手空調メーカー「ダイキン工業株式会社」に、詳しい話を聞いてみることに。