■「手首をきかせてスプレー」

スプレーする高さはお腹よりも下くらいで、床を含めて洗っていく。洗うのに使うのは普通のスポンジでOKで、換気扇を回してゴム手袋をするなど防護の必要はあるが、ほかに特別なものは必要ないよう。

浴室の壁掃除といえば、せっかくスプレーしてもダラダラと液垂れしてあっという間に下まで到達しがちだ。こうなってしまうと上の方は効果が激減するが、これについて茂木氏は「手首をきかせてスプレーする」とコツを紹介。

試しに自宅の浴室壁に普段通り吹きかけたあと、手首をきかせる方法でもスプレーしてみた。すると確かに普段どおり吹きかけたほうはすぐに液垂れしてきたが、手首をきかせたほうは泡がしっかりと張り付いている感じが…。“シューッ”ではなく“シュッ”とすばやく噴射するイメージ、といえばわかりやすいだろうか。