西武鉄道とムーミン物語は、西武鉄道のフラッグシップトレイン「特急ラビュー」と「ムーミンバレーパーク」がともに5周年を迎えることを記念し、「特急ラビュー5周年×ムーミンバレーパーク5周年共同キャンペーン」を3月16日から25年3月15日までの1年にわたって開催する。記念日である3月16日には、共同キャンペーン記念パネルの除幕式を飯能駅構内で、続けて「ラビュー出発式」を飯能駅特急ホームにて開催した。
特急ラビューのデザイン・監修を手がけた妹島和世建築設計事務所による「5周年ロゴ」(左)と、
フィンランドの春のシンボルの一つでもある花「アネモネ・ネモローサ」をモチーフに、
ムーミンバレーパーク「5TH ANNIVERSARY」のロゴをデザインした共同キャンペーンロゴ
(C)Moomin Characters
共同キャンペーンで「特急ラビュー」と「ムーミンバレーパーク」をPR
西武秩父~池袋間を走行する「特急ラビュー」は、19年3月16日にデビューした。「いままでに見たことのない新しい車両」というコンセプトの下、世界的な建築家・妹島和世氏がデザイン・監修を担当し、景色がやわらかく溶け込むカラーリングや大きな窓が特徴となっている。
今回、共同キャンペーンの第1弾として、共同キャンペーンロゴと、大人4100円・小児2400円の「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」の宣伝ポスターを制作し、駅貼りポスター・電車内の中吊りポスターとして掲出を開始。飯能駅周辺にはフラッグも掲出し、「ムーミンバレーパークのある街」として賑わいを演出する。
また、3月16日から特急ラビュー1編成(G編成)の運転台(1号車側、8号車側の2カ所)にムーミントロール・リトルミイのぬいぐるみが乗車する。さらに3月末頃から、同編成の車内に共同キャンペーンロゴやムーミンバレーパークを身近に感じられる車内装飾を施す。
このほか、駅ビルである「西武飯能ペペ」2階特設会場に、3月16~29日の期間、「ムーミンバレーパーク」を身近に感じられるフォトスポットを設置する。
特急ラビュー単独の運行開始5周年記念キャンペーンも、同じく1年間にわたって実施。特急ラビューのデザイン・監修を手がけた妹島和世建築設計事務所による「5周年ロゴ」を制作、特急ラビューによる快適な移動やその魅力をPRする。また、新たな西武鉄道公式キャラクター「らびゅーくん」が今後、キャンペーンやイベントなどで活躍する見込みだ。
「5TH ANNIVERSARY」スタート 「ムーミン谷のアンブレラ」は4月19日から
埼玉県飯能市にあるムーミンバレーパークは、現在「5TH ANNIVERSARY」としてさまざまな企画・イベントを展開しており、3月23日・30日には、3月16日の入園者に配布した「5周年ロゴ入りオリジナル手ぬぐい(非売品)」を先着1500人限定で配布する。また、3月の土日・祝日は「ムーミン谷の小さな花火大会 春 ~5TH ANNIVERSARY Ver.~」として、18時30分から湖上花火を打ち上げる。
さらに4月19日から7月7日まで、今年で5回目となるフォトジェニックなイベント「ムーミン谷のアンブレラ 2024」を開催する。
3月16日に開催した共同キャンペーン記念パネルの除幕式では、西武鉄道 運輸部 大橋 正 飯能駅管区長が「1人でも多くのお客さまに、ラビューに乗ってお越しいただきたい」と挨拶。また「ムーミンバレーパーク」運営企業のムーミン物語の望月 潔副社長は、「開業から5年間でメッツァビレッジ(無料エリア)とあわせてムーミンバレーパークには約450万人に来訪していただいた」と話し、初の試みである「パーク1日総支配人」なさまざまな企画・イベントを通じて「西武鉄道とムーミンバレーパークで飯能の街をさらに盛り上げていきたい」と語った。