マクサンス・ラクロワ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、ボルフスブルク(ドイツ1部)に所属するフランス人DFマクサンス・ラクロワ(23)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

 世代別のフランス代表経験もあるラクロワは母国のソショーでプロキャリアをスタートさせると、2020年夏にボルフスブルクへ完全移籍。190cmの体躯を生かした対人プレーや空中戦の強さを武器に今季のブンデスリーガ22試合に出場して2ゴールを記録している。

 そんなラクロワの今夏獲得を検討しているユベントスがボルフスブルクとコンタクトを取ったという。フランス人DFはボルフスブルクとの現行契約が来夏に満了を迎えるものの、新契約は提示されていない状況だという。

 また、ラクロワに対してはミラン(イタリア1部)も目を光らせているという。ただ、今季限り契約満了を迎えるフランス代表FWオリビエ・ジルーの退団が有力視されていることからその後釜としてボローニャ(イタリア1部)のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得を当面の間は推し進めていくようだ。

なお、ユベントスは出場停止1試合を除いたセリエA28試合に出場しているブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルの去就が不透明に。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からの関心が浮上しており、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、来夏から6500万ユーロの契約解除金が発生するとされている。