アマドゥ・オナナ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、エバートン(イングランド1部)に所属するベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

 昨夏に守備的MFの補強を目指したバイエルンは、フラム(イングランド1部)のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得でクラブ間合意に至るなど決定的なものとしながら最終的に破談。だが、今夏にも再び守備的MFの獲得にトライするようで、オナナの動向を追っているようだ。

 しかし、オナナにはバルセロナ(スペイン1部)やアーセナル(イングランド1部)など複数クラブが目を光らせているという。今季のプレミアリーグで16位に位置しているエバートンは2027年夏まで契約を残しているベルギー代表MFの慰留は難しいと考えており、移籍金6000万ポンド(約114億4000万円)のオファーが届けば放出に応じる構えだという。

 ハンブルガーでプロキャリアをスタートさせたオナナは、リールでのプレーを経て2022年8月にエバートンへ完全移籍。長い手足のリーチを駆使したボール奪取とキープ力、前への推進力を併せ持った守備的MFで今季はここまでプレミアリーグ18試合に出場して1ゴールを記録している。

 なお、バイエルンは日本代表MF久保建英の同僚でもあるレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディにも関心を示しているとされている。同選手には6000万ユーロ(約97億8000万円)の契約解除金が存在している。