ホセル 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWホセル(34)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

 マドリード・カスティージャに在籍した過去を持つホセルは、ドイツ複数クラブやスペイン複数クラブなどでプレー。昨夏にエスパニョールからレンタルで加わると、今季は控えながらここまで高い決定力を武器にラ・リーガ27試合に出場して8ゴール2アシストを記録している。

 そんなホセルに対して、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの代役を探しているユナイテッドが関心を示しており、移籍金などを知りたいと考えているようだ。複数オプションを検討しているなかで、同選手を特に気にっているようだが、獲得に動くかはシーズン終了後に決定する新スポーツディレクター次第のようだ。

 ただ、スペイン代表FWはマドリード残留が最優先事項だという。「もう1年残留してこの状況を楽しめることを願っっている。僕はクラブに貢献できる役割を理解しているが、全てのチームが僕のようなプロフィールを持っているわけではない」と残留希望を明言している。

 また、マドリード陣営もエスパニョールが保有権を所持するホセルを残留させたいと考えており、最終決定をシーズン終盤に下すようだ。優れたフィジカルやバリエーション豊富な得点力などを評価しているユナイテッドだが、マドリード愛を口にしているホセルの獲得に動くことはあるのだろうか。