ユベントス(イタリア1部)が、ポルト(ポルトガル1部)に所属するブラジル代表DFウェンデル(30)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ブラジルの複数クラブを渡り歩いて2014年夏にバイエル・レバークーゼンに加入したウェンデルは、2021年夏にポルトへ移籍。高い攻撃録を誇る左サイドバックで今季は負傷離脱がありながらも、ここまでプリメイラ・リーガ18試合で4ゴール2アシストの数字を残している。
今月にはブラジル代表デビューを果たしたウェンデルに対して、DFラインの強化を画策しているユベントスがスカウトを派遣している模様。ユベントスはセルビア代表MFフィリップ・コスティッチとアメリカ代表FWティモシー・ウェアのプレーに満足しておらず、ブラジル代表DFアレックス・サンドロも今夏に契約満了を迎える状況となっている。
イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾを売却しなければいけない可能性もあることから、ユベントスは今夏に向けて低コストで獲得可能な計画を熱心に練っている模様。そのなかで、ウェンデルは年俸100万ユーロ(約1億6000万円)でポルトとの現行契約も来夏に満了となることから安価なオプションだと考えているようだ。
また、ユベントスはそのほかにもアトレティコ・マドリード(スペイン1部)のモザンビーク代表DFヘイニウド・マンダーバやシュトゥットガルト(ドイツ1部)のドイツ代表DFマクシミリアン・ミッテルシュテットにも注目しているようだ。