チェルシー(イングランド1部)が、アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル1部)に所属するブラジル代表GKベント(24)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『メトロ』が伝えた。
アトレチコ・パラナエンセ下部組織出身のベントは2020年にトップチーム昇格を果たすと、2022年になって正守護神に定着。今季もここまで公式戦11試合に出場して5度のクリーンシートを達成しており、今月のイングランド代表戦でブラジル代表デビューも果たしている。
そんなベントに対して、昨夏に加入したスペイン代表GKロベルト・サンチェスとセルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチを獲得したものの、依然として強化を望んでいるチェルシーが新たに獲得に乗り出しているとのことだ。
しかし、ベントにはインテル(イタリア1部)やベンフィカ(ポルトガル1部)、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)、ノッティング・フォレスト(イングランド1部)も目を光らせている模様。同選手はブラジル代表デビューを果たしたことを受けて、ここ数日で需要が高まっているという。
また、ベントに対してアトレチコ・パラナエンセは1月に移籍金1250万ポンド(約23億8000万円)のオファーを拒否していたという。すでにベンフィカはこの金額よりもわずかに少ない金額を提示しているが、アトレチコ・パラナエンセはより高価な移籍金を手にできると感じているようだ。