写真に後からぼかしを加えたいけど、アプリをわざわざダウンロードするほどではないということもあるでしょう。実は、iPhoneでは標準機能だけで簡単にぼかし加工が可能です。

この記事では、iPhoneで背景や特定の箇所にぼかしを入れる方法を解説。また、ポートレートモードの簡単で便利な使い方もご紹介します。

【背景のぼかし】iPhoneで撮影した写真に背景ぼかしを後から入れる方法

iPhoneのカメラアプリには「ポートレートモード」という機能があります。被写体は鮮明に、背景は美しくぼかすことが可能。撮影時にポートレートモードを選択するだけで、f値を調整して背景のぼかし具合を変更もできます。

iPhoneの「ポートレートモード」で写真を撮影する方法

iPhoneのポートレートモードで写真を撮影する方法は以下の通りです。

【iPhone】写真にアプリ無しで後からぼかしを入れる方法:背景ぼかしから一部分まで
【1】カメラを起動し、「ポートレート」をタップします。【2】ポートレートモードになり、背景をぼかして撮影が可能になりました(画像=『オトナライフ』より 引用)

続いて、ポートレートモードでf値を設定してぼかしを調整していきましょう。

f値を設定してぼかしを入れる方法

f値を設定し、背景のぼかし具合を調整する方法は以下の通りです。

【iPhone】写真にアプリ無しで後からぼかしを入れる方法:背景ぼかしから一部分まで
【1】アルバムで撮影した写真を開き、右上の「編集」をタップします【2】スライダーを左右に動かし、ぼかし具合を調整可能です (画像=『オトナライフ』より 引用)

向かって左の画像と右の画像では背景のぼかし具合が大きく異なりますが、元の写真に近いのは向かって右。つまり左の画像のようなぼかしを「後から設定する」ことができています。

【詳細】iPhoneのポートレートモードでできること

ポートレートモードでは照明エフェクトなど、さまざまな照明条件下で撮影したかのような効果を加えることができます。また被写界深度の調整機能を使って、ぼかしの強さを自由に変更することも可能です。

照明エフェクトの変更

ポートレートの照明エフェクトを変更する手順は以下の通りです。

【iPhone】写真にアプリ無しで後からぼかしを入れる方法:背景ぼかしから一部分まで
【1】アルバムで撮影した写真を開き、右上の「編集」をタップします。編集ページが開いたら、左上の「f」をタップします。【2】照明エフェクトをスライドして選択します(画像=『オトナライフ』より 引用)

被写界深度の調整

ポートレートの被写界深度を調整する手順は以下の通り。

【iPhone】写真にアプリ無しで後からぼかしを入れる方法:背景ぼかしから一部分まで
【1】アルバムで撮影した写真を開き、右上の「編集」をタップします【2】スライダーを左右に動かし、ぼかし具合を調整可能です(画像=『オトナライフ』より 引用)