武藤嘉紀 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元日本代表FW武藤嘉紀は、今月30日に明治安田J1リーグ第5節の北海道コンサドーレ札幌戦を控える中、自身のSNS投稿を巡り古巣のFC東京サポーターから批判を浴びている模様。SDウエスカ所属MF橋本拳人の反応にも注目が集まっている。

 武藤は今月25日にインスタグラムを更新。緑色のアパレルを着る自身の姿をアップするとともに、「最近、緑色が好きです。良い緑goodsあったら教えてください!」とファン・サポーターに呼びかける。さらに「可愛い後輩にも偶然会えて良きOFFでした!」と、チームメイトのMF浦十藏と遭遇したことも報告。「グリーンコーデ」というハッシュタグ付きのコメントも添えた。

 この投稿には「カッコイイです」「お似合いですね!」などと好意的なメッセージが寄せられている一方で、「育ててくれたクラブへのリスペクトがなさすぎる」「青や赤は好きじゃないんですか?」といったコメントも。

 X(旧ツイッター)上で同選手のSNS投稿が拡散されると、「これはエグイ…」「炎上わざと狙っているのですかね?」「FC東京サポーターのことを考えて発信した方が良いと思う」「東京ヴェルディという緑のチームがありますよ」といった声が。FC東京が東京ヴェルディとライバル関係であることから、東京Vのクラブカラーを連想させるとの指摘が飛び交っている。

 そんな中、かつてFC東京でプレーしていた橋本は、武藤のSNS投稿に対して「緑はダメよ」と反応。橋本のメッセージに賛同する声もあったが、27日16時時点で同選手の投稿は削除されている。

 武藤のSNS投稿に対する否定的な声を巡っては、「好きな色を言って批判される世の中が辛い」「私服の色でさえ、何か言われるのか…」といった意見も。周囲で議論が白熱するなど、スポーツ選手によるSNS運用の難しさが浮き彫りとなっている。