アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ボローニャ(イタリア1部)に所属するコロンビア代表DFジョン・ルクミ(25)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
母国のデポルティーボ・カリでプロキャリアをスタートさせたルクミはヘンクでのプレーを経て、2022年夏にボローニャへ完全移籍。長いリーチを活かした対人守備や高いビルドルドアップ能力を武器に今季はここまでセリエA20試合に出場している。
今季のセリエAで4位に位置するなど上位争いを演じている好調ボローニャの主軸として活躍しているルクミに対して、今季もここまで公式戦36試合に出場しているスペイン代表DFマリオ・エルモソとの契約延長交渉が難航しているアトレティコがそのプロフィールを気に入っているという。
また、今季のパフォーマンスを受けてコロンビア代表DFにはクラブ名こそ明らかになっていないものの、イタリアの複数クラブも関心を持っているとのこと。ボローニャは2026年夏まで契約を結んでいる同選手に対して移籍金2500万ユーロ(約41億円)を要求しているようだ。
そして、ルクミはラージョ・バジェカーノ(スペイン1部)でプレーするコロンビア代表FWラダメル・ファルカオなどがラ・リーガで素晴らしい活躍を披露したこともあり、スペイン移籍に前向きだという。加えて、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)などの欧州コンペディション出場に惹かれているようだ。