【いま注目のトレンドワード・372】「週刊少年ジャンプ」で連載されていた浮世絵ギャグマンガ「磯部磯兵衛物語」が、3月13日にXでトレンド入り。2017年までの連載だった同作がなぜ今になってトレンド入りしたのか、詳しく見てみよう。

「ONE PIECE」代打からドラマ化へ!「磯部磯兵衛物語」の成り上がりっぷりに驚きの声
(画像=『BCN+R』より 引用)

浮世絵ギャグマンガの世界が実写でどう表現されるのか
(画像はイメージ)

代打掲載からのドラマ化へ! シンデレラストーリーがすごい

 仲間りょうさんの「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」が「週刊少年ジャンプ」に掲載されたきっかけは“代打”。「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎さんが2013年6月に急病で休載した際に、急遽代打で掲載されたのが「磯部磯兵衛物語」だったのだ。

 看板マンガの代役という重圧をはねのけ、他にはない浮世絵ギャグが話題に。見事連載を勝ち取り、さらにその後はアニメ化や舞台化までされていたが、ついに24年夏にWOWOWにて実写ドラマ化されることが決定。成り上がりっぷりが大きな話題を呼び、瞬く間にトレンド入りを果たした。

 同作と言えば、15人兄弟の徳川将軍たちによる「アイツ…… 頭(ず)高くない?」や「どうする? 兄ちゃん 処す? 処す?」はネット上でミーム化するほど人気だ。

 リズムの良いセリフをもじったパロディイラストも多く、同作を知らなくてもXなどでセリフだけ目にしたことがある人も多いかもしれない。一応時代物でありながら現代調のキャッチーなセリフのアンバランス感が絶妙で、実写で見られるのが楽しみだ。

 ネット上ではシュールな浮世絵ギャグマンガの実写化への期待値は高い。また同様のシュールなギャグマンガということで、仲間さんの最新作「高校生家族」にも「ドラマ化してほしい!」という声が上がっている。

 実写ドラマでは、主人公の磯兵衛役を杉野遥亮さんが演じることに。まさかのイケメン人気俳優が、ぐだぐだな磯兵衛のダメ人間っぷりをどう表現するのか期待したい。(フリーライター・井原亘)

「磯部磯兵衛物語」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

提供元・BCN+R

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