MoMA

アメリカを代表するアーティストで彫刻家のリチャード・セラ氏が26日、ニューヨークのロングアイランドにある自宅で亡くなった。85歳だった。

AP通信によると、セラさんの代理人は、死因を肺炎によるものと説明している。

サンフランシスコでロシア系ユダヤ人の母親とスペイン人の父親の家庭に生まれ育ったセラ氏は、幼くして絵を描き始めた。父親の働く造船所で時間を過ごし、カリフォルニアの大学時代は学費のために鉄鋼の鋳物工場で働いた。その後イエール大学で絵画を学び、1964年に卒業。彫刻家への転向のきっかけはヨーロッパ旅行だったという。