ラウル・ベッラノーバ 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、トリノ(イタリア1部)に所属するイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(23)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・メルカート』が伝えた。

 ジロンダン・ボルドーでプロキャリアをスタートさせたベッラノーバは、イタリア複数クラブでのプレーをへて、2023年夏にインテルからトリノに完全移籍。スピードと高い足元の技術を武器に今季はここまでセリエA28試合に出場して1ゴール5アシストを記録している。

 24日に行われたエクアドルとの親善試合でイタリア代表デビューも果たしたベッラノーバに対して、マンチェスターユナイテッド(イングランド1部)やウェストハム・ユナイテッド(同1部)、アストン・ビラ(同1部)がすでにスカウトを派遣するなど獲得に向けた動きを見せているという。

 そのなかで、新たにチェルシーもこの争奪戦に名乗りを挙げている模様。昨夏に正式加入したフランス代表DFマロ・ギュストがここまでプレミアリーグ20試合に出場して5アシストを記録するなど好パフォーマンスを見せている一方で、イングランド代表DFリース・ジェームズが今季も負傷離脱を繰り返していることからチェルシーはその代役だと考えているようだ。

 トリノと2027年夏までの契約を結んでいるベッラノーバの市場価値は1000万ユーロ(約164億3000万円)に見積もられているが、今夏にステップアップをすることはあるのだろうか。