アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、アタランタ(イタリア1部)に所属するブラジル人MFエデルソン(24)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
クラブのバンディエラであるスペイン代表MFコケと25日に新契約を結んだアトレティコだが、中盤強化を画策しているという。今季のラ・リーガでは5位と苦戦しているものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8進出している。
昨夏には当時パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に在籍していたイタリア代表MFマルコ・べッラッティの獲得に乗り出していたアトレティコは今冬にロイヤル・アントワープからベルギー代表MFアルトゥール・フェルメーレンを獲得した。
そのなかで、ディエゴ・シメオネ監督はさらなる中盤強化を望んでおり、フィジカル麺に優れているエデルソン獲得に挑戦するという。トッテナム・ホットスパーも関心を示しているブラジル人MFの市場価値は約3000万ユーロ(約49億2000万円)に見積もられており、交渉は長引く可能性が高いようだ。
デスポルチーボ・ブラジルでプロキャリアをスタートさせたエデルソンは、コリンチャンスやクルゼイロなど母国の名門でのプレーを経て、2022年1月にサレルニターナ移籍を機に渡欧。その半年後にアタランタへとステップアップを果たすと、豊富な運動量を生かしたアグレッシブかつ高いアジリティを武器に今季のセリエA27試合に出場して5ゴール1アシストを記録している。