読売新聞社、2年連続で購読料据え置き宣言を実施 他全国紙は昨年大幅値上げ
(画像=『RTB SQUARE』より 引用)

読売新聞社は、3月23日に当分の間、朝夕刊セットの月ぎめ購読料4400円、朝刊1部売り150円、夕刊1部売り50円(いずれも消費税込み)のまま、据え置くことを発表しました。同社は、昨年にも価格を当分据え置くという同様の発表を行っていました。

他の全国紙では、朝日新聞社は昨年5月1日から本紙の月ぎめ購読料を朝夕刊セット版で4400円から4900円に、統合版は3500円から4000円に値上げ、毎日新聞社は昨年6月1日から本紙の月ぎめ購読料を朝・夕刊セットは4300円から4900円に、朝刊は3400円から4000円に値上げ、日本経済新聞社は昨年7月1日から日本経済新聞「朝刊・夕刊」の月ぎめ購読料を現在の4900円から5500円に値上げするなど、昨年春から夏にかけて10%以上の値上げを発表していました。

読売新聞社が値上げをしない理由として、新聞業界では、新聞用紙代など原材料費や印刷・輸送費が大幅に上昇し、厳しい経営を強いられています。昨年来、多くの新聞社が購読料を値上げしましたが、読売新聞社は新聞の使命を熟慮し、読者の負担を増やさないためにも、今回の購読料据え置きを決断したとしています。

提供元・RTB SQUARE

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