伊豆でのアジングは、なかなか困難な環境にありますが、最近はメアジが接岸しており、初心者でも楽しめるくらいの釣果が揚がっています。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・野中功二)
メアジ狙いのナイトアジング
下田湾では小雨が降る中、釣友との会話で、夕方になるとメアジが回遊してくるとの話を伺いました。前日、甥っ子と高校生の友人たちが約50匹の釣果を得たとのことで、私たちは17時30分にポイントに到着しました。
寒さと小雨で人が少なく、貸切状態。北東の風が時折吹き込みますが、釣りを妨げるほどではありませんでした。
ポイントでは、数個の常夜灯の中でも白い光を放つものを目印にしました。メアジは明るさと暗さをキーワードに回遊します。
時々、シーバスが表面で活動することもありますが、メアジの群れはそれにも動じず、入れ食い状態になります。時間が経つにつれ、群れがいなくなることもありますが、その瞬間の釣りの楽しみは格別です。
今回のタックル
今回は、状況に応じて使い分けられるように2本のタックルを用意しました。
ロッド:xesta ブラックスターS62
リール:スピニングリール2000番
ライン:duel the one0.2号
リーダー:フロロ0.8号
ジグヘッド:0.6〜1.0号
ロッド:xesta B65 ソリッドベイトランサー
リール アブガンシア ロキサーニBF8
ライン デュエルアーマードF+プロ 0.4号
リーダーフロロ0.8号
ジグヘッドandシンキングミノー
釣り開始
ポイントに到着し、まずはメアジを対象として、ジグヘッドリグで調査を開始しました。明暗の場所でシーバスがボイルしていることもありました。ジグヘッドは0.6gから1gを目安にし、ワームは基本的に2inchが主流です。
昨日はメアジの群れが目視できて釣りやすかったようですが、釣行当日はまだ目視できていませんでした。釣りを始めてすぐに、釣友がシーバスをゲット。遠投して狙っていた別の釣友は、なんとニベを釣り上げました!

メアジは確認できないまま時間が経過しましたが、探索していた釣友が「こっちにいるよ」と言ってメアジを釣り上げて戻ってきました。

その後、場所を移動すると、入れ食い状態に。小型のシンキングミノーに対してもただ巻きやトゥイッチでの反応があり、メアジのミノーイングも成立しました。

ジグヘッドのただ巻きやアクションを加えた釣りも、何をしても釣れる状況でした。高校生のアングラーも、ワームやミノーで釣り上げていました。0.8gのジグヘッドよりも、手返しの良い1gのジグヘッドが有効でした。
結果として約1時間で40〜50匹を釣り上げました。時折、回遊するカマスも竿先に明確な当たりをもたらし、大変盛り上がりました。
