30cm超えアジが登場
糸フケとハリス分を入れて17回巻いてアタリを待っているとコツコツ。え、アジってこんなにアタリが小さいかと不思議に思いながら聞いてやるとギューンとロッドが締め込まれました。緩めのドラグを滑らせながら上がって来たのは30cm超の良アジ。抜き上げてキャッチ。
エサ釣りは甘くない
コツが分かればこっちのものと思ったのですが、甘くはない。Nさんは40cm級も含めてダブルもあるのですが、私は小アジだったり良型をばらしたり。聞くとアワセのタイミングがズレているそうです。コツコツの前アタリから少し送り込んでアワセを送るようにした方が良いとの事。
長く柔らかいロッドだとそれをロッドがやってくれるという訳ですね。更に潮の流れがないので、魚探には映っているものの食わない。ポイントに入れ直して仕掛けを入れると散ってしまうと船長。初心者には厳しい条件でしたが、35cmまでを4匹仕留めました。
イサギと尾長グレ狙いに転戦
釣れない状況に業を煮やした船長、ちょっと時期的に早いけどイサギや尾長を狙いに行きましょうとポイント移動。磯釣師(元)として尾長と聞いて心躍らない訳がありません。使っていた仕掛けを取り替えます。揺れる船上でフロロカーボンライン3.5号、グレ針10号の全長3mの仕掛けを自作。
アジ釣りの仕掛けより長くしました。アジの時、隣のNさんの自作仕掛けは明らかに長く、そちらの方がアタリが多いように感じたからです。吹かせる長さで食いが変わるのではないでしょうか。磯釣りの考え方ですけどね。
イサギも直ぐに食い渋る
イサギ狙いのポイントは45m、底から5mに反応があるとの事なので、着底から12回巻いてアタリを待っているとコツコツ、ギューン。ロッドを気持ちよく曲げてくれたのはイサギのダブル。残念ながら抜き上げ時に大きい方がポロしてしまいましたイサギも難しい。
タナがころころと変わる上に、やはり食い渋る。トモにいるエサ釣りに慣れた常連さんは40cm級も含んで良く掛けていました。やはり電動リールのカウンターは強い武器だと感じました。
42cm尾長グレをキャッチ!
食い渋れば移動。良丸は足が軽い。ポイントが多いので、仕掛けを入れてアタリが無ければドンドンと移動する。何度目かのポイントで「ここは尾長が出ます」とアナウンス。願いを込めて仕掛けを送り込みタナでアタリを待ったが無反応。回収するとさしエサは残っていた。
次投、反応の棚で待つもアタリがないので、2m送り込みステイ。コツンの前アタリに送り込むとドーンと引っ手繰られた。アワセを送ったが根掛かりのように動かないと思った瞬間からドラグを引き出す。ロッドを曲げてラインに抵抗を増して対抗し、隙を見て巻き取る。中層まで巻き上げたがしつこく抵抗を繰り返して、船の下に潜るように引き込む。
この引きはヤツではないだろうかと慎重に天秤を上げてハリスを手繰り船底から引き出すとやはり尾長グレ。差し出されたタモに納めてガッツポーズ。久し振りに釣った尾長グレ42cm、嬉しくない訳がありません。
メイチダイも顔見せ
次投、同じようにアタリが無いのでさしエサを送り込んだらメイチダイ38cmがヒット。言わずと知れた白身の超高級魚にすっかりオキアミ五目が好きになりました……(笑)。