アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ビジャレアル(同1部)に所属するスペイン代表MFアレックス・バエナ(22)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
今夏にロイヤル・アントワープからベルギー代表MFアルトゥール・フェルメーレンを獲得したアトレティコ。だが、スペイン代表MFサウール・ニゲスなどの去就が不透明となっていることからさらなる中盤強化を画策しており、レアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表MFミケル・メリーノやジローナ(同1部)のスペイン代表MFアレイクス・ガルシアなどに関心を示しているという。
そのなかで、アトレティコはシャビ・エルナンデス監督が高く評価しているバルセロナ(スペイン1部)も関心を示すバエナに注目している模様。スペイン代表MFは1月にビジャレアルと2028年夏までの新契約を結んだものの、契約解除金は6000万ユーロ(約98億6000万円)に設定されているようだ。
また、バエナはキャリアを飛躍するためにさまざまな選択肢があることを理解している模様。リーグを変更してプレミアリーグに移籍するよりも、母国の強豪クラブに移籍することに興奮しているようだ。
2011年にビジャレアルの下部組織に入団したバエナはジローナへのレンタルを経験して2022年夏にレンタルバック。左足の高いキック制度や高いボールコントールを武器に今季はここまでラ・リーガ26試合に出場して2ゴール9アシストの数字を残すなど、スペイン代表にも定着している。