インテル(イタリア1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属する韓国代表DFキム・ミンジェ(27)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
母国の慶州KHNPでプロキャリアをスタート後、全北現代モータースや北京国安、フェネルバフチェでのプレーを経て、昨夏にナポリからバイエルンに加入したキム・ミンジェ。対人守備の強さや的確なカバーリングを武器に今季はアジアカップ参戦などもありながら、ここまでブンデスリーガ20試合に出場しているが、直近数試合は出番が減少している。
そんなキム・ミンジェに対して、オランダ代表DFステファン・デ・フライが不安定なパフォーマンスをしていることや、人種差別発言問題で揺れているイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが退団した場合に備えて、守備強化を画策しているインテルが興味を持っているという。
インテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウジリオ氏は韓国代表DFがフェネルバフチェでプレー
していたときから注目していたという。同選手は出場機会が減少していることに満足していないこの状況にインテルが目を光らせているようだ。
また、インテルは昨夏にバイエルンからスイス代表GKヤン・ゾマーとフランス代表DFバンジャマン・パバールを獲得しており、クラブ間の関係は良好だという。バイエルンは昨夏に獲得した選手を5000万ユーロ(約82億2000万円)以下で放出する可能性は低いものの、レンタル移籍の可能性は排除できないようだ。