トレント・アレクサンダー=アーノルド 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)が、リバプール(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(25)の獲得に興味を持っているようだ。

 リバプール下部組織出身で2016年夏にトップチーム昇格を果たしたアーノルド。守備面では問題点を指摘されることも多々あるが、正確無比な右足のキック精度と攻撃センスを武器に今季もここまで公式戦29試合に出場して2ゴール10アシストを記録している。

 そんなアーノルドはリバプールとの現行契約は2025年夏までとなっているものの、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、今のところ交渉は進んでいないという。この状況をマドリードが目を光らせており、獲得のチャンスがあると考えているようだ。

 ただ、リバプールは公式戦300試合以上の出場を誇る生え抜きのアーノルドを放出する意思を示していないとのこと。また、日本代表MF遠藤航の同僚であるイングランド代表DFも現時点で自身の見解を示していないようだ。

 なお、マドリードではスペイン代表DFダニエル・カルバハルが右サイドバックの絶対的レギュラーに君臨しており、今季もここまでラ・リーガ22試合に出場して4ゴール2アシストを記録。その控えを務めるスペイン人MFルーカス・バスケスもここまでリーグ戦22試合に出場して1ゴール3アシストを記録しているが、現行契約は今季限りまでとなっている。