マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ(同1部)に所属するブラジル代表MFジョアン・ゴメス(23)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。
フラメンゴ下部組織出身のゴメスは2020年にトップチーム昇格を果たすと、2023年1月にウルブスへ完全移籍。高い足元の技術を活かしたボールキープ力や対人守備の強さを武器に今季はここまでプレミアリーグ24試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。
今月にはブラジル代表のメンバーにも招集されているゴメスに対して、ユナイテッドが今夏に退団の可能性が浮上しているブラジル代表MFカゼミーロの後継者として興味を持っている模様。同選手の移籍金は4000万ポンド(約76億3000万円)に見積もられているようだ。
ユナイテッドはイングランド代表MFコビー・メイヌーの新たな相棒にしたいと考えているようだが、ブラジル代表MFにはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)やニューカッスル・ユナイテッド(同1部)も目を光らせているとのことだ。
その一方で、ウルブスはゴメスに複数クラブからの関心があることを理解しており、売却に備えてすでに後釜探しに着手しているとのこと。長期的に活躍が見込める若手選手と契約するという新たな方針を採用したいと考えているというユナイテッドは同選手が理想的な補強になると考えているようだが、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。