「ミズノ(MIZUNO)」は、イラストレーター、グラフィックデザイナーの永井博とコラボレーションしたスニーカーを3月23日に発売する。

 永井博は1970年にキャリアをスタート。代表作には大瀧詠一の「A LONG VACATION」や「NIAGARA SONG BOOK」のレコードジャケットのグラフィックなどがある。トロピカルでクリアな風景イラストで、永井博独自の鮮やかな色使いが特徴である。

 初めてとなる両者のコラボレーションでは、3部作構成として3種類のスニーカーを展開する。このコラボのために永井博が書き下ろした新作のオリジナルドローイングも制作した。

 「WAVE RIDER β」(22,000円)は、「ミズノ」の定番ランニングシューズ「WAVE RIDER」シリーズをベースとしている。夏空のブルーグラデーションと砂浜や白波をイメージしたグラフィックがデザインされている。キャンバス地を使用しており、永井の絵画制作の雰囲気を表現。

 「WAVE PROPHECY LS」(27,000円)は、2010年に登場したランニングフラッグシップモデル「WAVE PROPHECY」をライフスタイル風にアレンジ。多色使いを施すのはほとんど初めてのこのモデル。永井博の代表作に頻繁に登場する色の組み合わせを採用している。

 「WAVE MUJIN TL」(24,200円)は、2000年代に実際に発売にならなかったトレイルランニングシューズにインスパイアされた、ライフスタイルモデル。上質な天然スエードと天然スムースを組み合わせた高級感のあるブラックレザーは、夏の光に照らされた強い影を表現している。薔薇の花の模様は、永井の代表作「HALATION」の一部から引用したもの。

 3月22日には発売を記念したローンチイベント、23日から31日にはポップアップを「ミズノショップ心斎橋」で開催する。

文・大澤文/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生