鹿島アントラーズOBの内田篤人氏が、パリ五輪世代のU23日本代表FW細谷真大(柏レイソル)をはじめJリーガー3選手の欧州移籍を予想。ハーフナー・マイク氏は、細谷のプレースタイルが欧州向きだと太鼓判を押している。
インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月21日配信開始の『内田篤人のフットボール・タイム』では、Jリーグで活躍する日本代表選手の去就が話題に。内田氏は「次にJリーグから欧州移籍する選手」として、日本代表DF毎熊晟矢(セレッソ大阪)、MF佐野海舟(鹿島アントラーズ)、細谷の3選手を挙げている。
また、日本代表で内田氏とチームメイトだったハーフナー氏は、細谷のプレー動画を見ると「(彼は)プレースタイル的に、すごく海外向きだと思う」と絶賛。「器用ではないけど、馬力のある選手は、海外のディフェンダーが嫌いそうなタイプじゃない?」と訊くと、内田氏は「あれが(欧州サッカーの)基準になってくる」と持論を展開。「パリ五輪で活躍したらググって(評価が上昇すると)いうのはあるから楽しみ」とコメント。同選手の去就が、AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選の結果に左右される可能性があると主張している。
現在22歳の細谷は、ネルシーニョ元監督のもとで柏の主力選手に成長。昨季、J1リーグ34試合出場で14ゴールをマークすると、A代表の一員としてAFCアジアカップに参戦。今月開催の国際親善試合(対U23マリ代表、U23ウクライナ代表)にむけてのU23日本代表にも招集されている。
そんな細谷の去就を巡っては、日本代表DF板倉滉擁するブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシアMGからのオファーが報じられたものの、柏に残留。ただ、イギリス方面では、イングランド2部サンダーランドやサウサンプトンが移籍先候補に挙がっている。