スマートフォンが生活必需品となっている現代では、友人や恋人との食事中にスマホを操作することがあるかもしれません。
英語圏では、スマホなどに夢中になって、人を無視したり、いじりながら対応したりすることを「Phone(電話)」と「subbing(冷たい態度をとる)」を組み合わせて「Phubbing(ファビング)」という新しい言葉が生まれています。
食事中のファビング行為を「飯スマホ」と定義して、食品メーカー大手の味の素株式会社が、日本全国の10~20代の男女1,132人を対象に「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」を行いました。
若者は「飯スマホ」にどのような感覚を抱いているのでしょうか。
不快と感じている人は7割弱
食事をしながら、相手にスマホを操作された経験があるかをたずねた設問では、76.8%の人が「ある」と回答しています。
食事中の相手にスマホを使用された経験があると答えた869人のうち、65.1%が、それを「不快」と感じたとしています。
その理由には、「相手が話を聞いてないと思ったから」「自分よりも優先されていると感じたから」といったこと挙げられています。
実際に自分が飯スマホをしている割合
食事中にスマホを操作した経験を調べると、70.4%の人が「ある」と回答しています。
経験があると答えた797人に「飯スマホ」を「相手が不満に思っているかもしれない」と思うかと聞くと「そう感じる」「ややそう感じる」が71.9%との結果になりました。
食事相手に不快感を与えているかもしれないと感じているものの、スマホを操作してしまう人が多いという矛盾した結果を示しています。
この調査を実施した味の素は、「飯スマホ」する相手にさりげなく本音を伝える「飯スマホやめ~い!ステッカー」を全54種類を制作。ステッカーをはがして持ち帰れるという「ピールオフ広告」を3月18日(月)から3月24日(日)まで新宿駅で実施中です。
調査概要
調査タイトル:「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」
対象者:15~29歳の男女
サンプル数:1,132人
調査主体:味の素株式会社
調査エリア :全国
調査期間:2024年2月16日(金)~18日(日)
調査方法 :インターネット調査
【参照】
10代~20代の7割以上が“食事相手の飯スマホ“を経験!やめてほしいけど、自分は注意されたくない!相手にも注意できない!その矛盾を味の素㈱が「飯スマホやめ~い!ステッカー」で楽しく解決!