最近ではiPhoneの価格高騰や、「1円スマホ」の規制などが注目を集めていますが、中古スマホ取引数に影響はあるのでしょうか。今回は、株式会社マーケットエンタープライズが公開した「2023年10月~12月中古スマホ取引数ランキング」をご紹介します。

iPhone15シリーズの発売で型落ちシリーズが人気

【最新】中古スマホ取引数ランキング、1円スマホの規制が中古市場拡大に影響?
(画像=ランキングトップ10の過半数がiPhone 8とiPhone SE(「iPhone 格安SIM 通信」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

はじめに「2023年10月~12月中古iPhone端末ランキング」を調査しました。前回調査と比較すると、iPhone全体の取引数は23.5%増加。中でも中古iPhoneの取引数は25.3%増加していることがわかりました。2023年9月にiPhone 15シリーズが発売されたことにより、型落ちのiPhoneを安く購入したい人が増加しているのではないでしょうか。

では、ランキング全体をみていきましょう。ランキングの過半数を占めたのはiPhone 8とiPhone SE(第2世代)でした。前回調査でも高い人気を誇っており、継続してユーザーに求められていることがわかります。人気を誇る理由として、iPhone 8は前回調査より1,300円程度値下げしていることが要因として考えられます。

また、前シリーズのひとつ、iPhone 14 Proは8位にランクイン。型落ちしたスマホとはいえ、最新シリーズとほぼ同等のハイスペックであることや、平均価格が12,000円程度値下がりしたことで、8位にランクインしたのかもしれません。

さらに、10位にiPhone 11、11位にはiPhone 12 miniがランクインしていることから、新しい機種の需要も高まっていると言えます。