ナポリ(イタリア1部)が、フェイエノールト(オランダ1部)に所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
昨季の優勝に大きく貢献したナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの去就が不透明となっているナポリ。昨季の得点王であるオシムヘンと2026年夏まで契約延長したナポリだが、契約解除金が1億2000万ユーロ〜1億3000万ユーロ(約197億5000万円〜約214億円)に設定されており、今夏に退団が有力視されている。
チェルシー(イングランド1部)やパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からの関心が浮上しているナイジェリア代表FWの後釜としてナポリは、ヒメネスに照準を当てている模様。同選手には移籍金5000万ユーロ(約82億3000万円)が必要になるようだが、その金額は問題ではないようだ。
下部組織から育ったクルス・アスルでプロキャリアをスタートさせたヒメネスは、2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。正確かつ強烈な左足のシュートやポジショニング能力の高さを武器に今季は日本代表FW上田綺世とポジションを争いながらここまで公式戦35試合で24ゴールを記録している。
なお、ナポリはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が買い戻しオプションを保持しているボローニャ(イタリア1部)のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーにも興味を持っているとのこと。ただ、同選手にはユベントス(イタリア1部)やミラン(同1部)など複数クラブが関心を持っている。