人気コンパクトカーのフィアット500のベーシックモデル「1.2カルト」がマイナーチェンジ。内外装の仕様向上を図りつつ、車両価格は従来比で3万円低い259万円に設定

 Stellantisジャパンは2024年3月19日、フィアット500のベーシックモデル「1.2カルト(1.2 Cult)」を仕様変更し、同日より発売した。

フィアット500 1.2カルトが仕様変更を実施。車両価格は3万円ダウン
▲フィアット500 1.2カルト 価格:5AMT259万円 全長3570×全幅1625×全高1515mm ホイールベース2300mm 車重990kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費18.0km/リットル 車両価格は従来比で3万円低く設定(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 今回の変更は、内外装の仕様変更を図るとともに、車両価格を従来より3万円安い259万円に設定したことが特徴である。

フィアット500 1.2カルトが仕様変更を実施。車両価格は3万円ダウン
▲ミラーキャップのカラーを従来のボディ同色からコントラストが映えるブラックに変更。写真のボディカラーはシチリアオレンジ(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 変更内容を紹介していこう。

 まず外装では、ミラーキャップのカラーを従来のボディ同色からコントラストが映えるブラックに変更。さらに、足もとには従来の14インチスチールホイール+175/65R14タイヤに代えて15インチ14スポークアルミホイール+185/55R15タイヤを装着する。ボディカラーはボサノバホワイト、パソドブレレッド、シチリアオレンジの3色をラインアップ。一方でインテリアには、FIATロゴをエンボス加工したファブリックシートを新たに採用した。

フィアット500 1.2カルトが仕様変更を実施。車両価格は3万円ダウン
▲足もとには従来の14インチスチールホイール+175/65R14タイヤに代えて15インチ14スポークアルミホイール+185/55R15タイヤを装着(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
フィアット500 1.2カルトが仕様変更を実施。車両価格は3万円ダウン
▲ボディカラーと同色のインパネを配備。Apple CarPlay/Android Auto対応オーディオプレイヤー(Uconnect)や7インチタッチパネルモニター、マルチファンクションディスプレイなども標準で組み込む。日本導入モデルのハンドル位置は右(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
フィアット500 1.2カルトが仕様変更を実施。車両価格は3万円ダウン
▲FIATロゴをエンボス加工したファブリックシートを新採用(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(69ps/102Nm)+ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(デュアロジック)を搭載。ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)やABS+EBD、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、ESS(ハザードランプ緊急制動表示機能)といったセーフティ機構も標準で組み込んでいる。

フィアット500 1.2カルトが仕様変更を実施。車両価格は3万円ダウン
▲パワートレインには1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(69ps/102Nm)+ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(デュアロジック)を搭載(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

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