U23日本代表メンバーに選出されたMF松木玖生(FC東京)とMF川﨑颯太(京都サンガ)。いずれも今年4月開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選での活躍が期待されているが、両選手のコメントが対照的だと話題になっている。
青森山田高校時代に高校サッカー選手権大会優勝を成し遂げた松木は、FC東京で高卒1年目からレギュラーに定着。海外移籍も期待される中、昨年9月にはクラブ公式サイトを通じて結婚を発表。主将という立場で迎えた今季は、開幕から4試合つづけてフル出場している。
一方、川﨑は2020年に京都のトップチームへ昇格すると、曺貴裁監督体制1年目の2021シーズンにJ2リーグで41試合に出場。2023シーズンから主将としてチームをけん引する中、昨年11月に結婚を発表。今季もここまで全4試合でスタメン出場しており、今月17日開催の第4節横浜F・マリノス戦では1ゴールをマークしている。
今月の国際親善試合(対マリ代表、ウクライナ代表)に向けてのU23日本代表に招集された松木と川﨑は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月18日配信開始の「やべっちスタジアム」に登場。いずれも特別企画「クラブの魅力を引き出すっち」で矢部浩之さんと対談した際、結婚について質問を受けている。
松木は新妻について「サポートもすごくしれくれる方なので、心強い味方ができたかなという感じ」とコメント。矢部さんから「奥さん、大喜びよ!」と言葉を返すと、「一緒にオンエアー見たいと思います」と約束している。
川﨑も「自分自身、覚悟を決めて、奥さんの分まで背負っていくということも、自分に求めたい」と凛々しい表情で決意表明。ただ、矢部さんが「食べ物も毎食考えてくれてというのが…」と言葉を返すと、「そんなに考えてくれていないですけど…」と思わず本音が。まさかのコメントでスタジオが笑いに包まれる中、「勉強中ということで、これから頑張ってほしいなと思う」と苦笑いを浮かべている。
これには、矢部さんも「10年後も覚えているかもね。『あの時、やべスタで言ったよね?』と(言われるよ)」とツッコミ。川﨑は「そういう部分も学んでいけたら」と、自身のトーク力改善を誓っている。
ともに中盤を本職とし、公私ともに充実した日々を送っている松木と川﨑。パリ五輪出場権獲得をかけた一戦を控える中、メディア質問の受け答えで両選手の差が明るみになっている。