京都・丹後の誇るオールハンドメイドブランド「kuska fabric(クスカ ファブリック)」が、その精緻なる工芸を遂に東京へと拡大。待望の旗艦店を東京の帝国ホテル本館B1アーケードにて4月6日(土)にオープンする。
「kuska fabric」は、イギリス・ロンドンのサヴィル・ロウにも展開する世界最高峰テーラ「HUNTSMAN(ハンツマン)」でも取り扱われるブランドで、1936年に創業。絹織物の日本最大産地である京都・丹後で、伝統的な手織りや手仕事にこだわった製品を提供している。
手仕事にこだわるkuska fabricの歩み
1936年の創業以来、絹織物の日本最大産地である京都・丹後で培われた伝統と職人技術が息づく「kuska fabric」は、大量生産とは一線を画し、手仕事にこだわり続けてきた。
家業である丹後ちりめん製造の廃業寸前に直面した際、kuska fabricは大胆な決断を下す。機械化された生産から手仕事への転換を果たし、独自のブランディング戦略によって直接販売を行うことで販路を広げた結果、その品質は評価され、京都市内に始まり、東京へ。店舗を広げ、ついには帝国ホテル東京本館に旗艦店を構えることとなった。
さらに、国内では銀座和光やユナイテッドアローズ、海外ではロンドンのサヴィルロウのロイヤルワラントのハンツマンなど、5カ国で展開している。
職人の手仕事から生まれる贅沢な限定バッグ
帝国ホテル東京本館地下アーケードは、日本で最初のアーケードでもある。100年の歴史があり、マリリン・モンローやベーブ・ルース、フランク・シナトラなどの世界的なスターから政財界の要人までが訪れ、ショッピングを楽しんできた由縁がある。
旗艦店オープンに際しては、特別な商品も用意されている。丹後ちりめんと豊岡鞄のコラボレーションにより生まれたキャリーバッグは、kuska fabricのレザーテキスタイルを豊岡鞄のマスミ鞄嚢で製作。一つ一つの素材と対話し、職人の手仕事から生まれる豊かな膨らみや陰影、そして優しい風合いを未来に届けることをモットーに掲げているkuska fabricならではの仕上がりとなっている。
ぜひ、お立ち寄りいただき、丹後の風情と職人の技が織りなす魅力に触れてほしい。
kuska fabric新店舗
所在地:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京本館B1アーケード
オープン日時:4月6日(土)
(akihiro takeji)