ヨシュア・キミッヒ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(29)の売却を考慮しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 シュツットガルト下部組織出身のキミッヒはライプツィヒでプロキャリアをスタートさせると、2015年夏にバイエルンへ正式加入。高水準なパス精度を武器にクラブのブンデスリーガ連覇などに貢献すると、今季もここまでリーグ戦20試合に出場して1ゴール5アシストを記録している。

 そんなキミッヒと2025年夏まで契約を結んでいるバイエルンだが、ドイツ代表に初招集されるなど生え抜きのMFアレクサンダル・パヴロビッチを起用して行きたい方針であることから今夏に適切なオファーが届けば売却する準備ができている模様。高年俸である同選手と契約延長に向けて話し合うとみられているが、バイエルンは昇給を除外しているようだ。

 そのなかで、「ミュンヘンでとても快適に感じている。ここ2、3年が必ずしも素晴らしいものではなかったとしても、ここはそれほど悪い場所ではない」とクラブへの満足感を口にしていたキミッヒが魅力に感じている移籍先はマンチェスター・シティ(イングランド1部)やリバプール(同1部)、アーセナル(同1部)のプレミア勢に加えて、レアル・マドリード(スペイン1部)とバルセロナ(同1部)の5クラブだという。

 また、ドイツ代表MFは今季不調のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やチェルシー(同1部)への移籍は除外しているとのこと。同選手の獲得に興味を持っているパリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)への移籍も検討はしていないようだ。