鹿島アントラーズ主将のMF柴崎岳が、ランコ・ポポヴィッチ監督の振る舞いに言及。比較対象に、北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦の日本代表DF長友佑都(FC東京)を挙げるとともに、カタールW杯での名言に触れた。
鹿島を天皇杯優勝、FIFAクラブワールドカップ準優勝に導いたほか、2大会連続W杯参戦という実績を持つ柴崎。テネリフェやレガネスなどスペイン国内複数クラブを経て、昨年9月に鹿島へ復帰すると、今季から背番号「10」を着用。ポポヴィッチ新監督からキャプテンを任せられている。
そんな柴崎は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月18日配信開始の「やべっちスタジアム」に登場。特別企画「クラブの魅力を引き出すっち」で矢部浩之さんと対談する中、話題はポポヴィッチ監督の選手に対する声掛けに。
同選手は「ポポヴィッチ監督は練習中に『ブラボー』を連呼する。長友さんと被るけど、確実に長友さんよりは1万倍くらい言っている。ずっと聞いているので、カウントしたいくらい」と語ると、スタジオは笑いに包まれる。
そして矢部さんから「柴崎選手も引っかかり始めた?」と訊かれると、「ちょっと多すぎるんじゃないかな」と笑みを浮かべながらも指揮官に注文を付けている。
カタールW杯グループリーグ初戦でドイツを下し、試合後のインタビューで「ブラボー」と何度も叫んでいた長友。そのカタールW杯以来となる代表選出により、同選手への注目度が再び高まる中、カタールW杯参戦時のチームメイトである柴崎は、鹿島指揮官と長友の「ブラボー対決」にも視線を向けているようだ。