セルティックは今月17日開催のスコットランド1部リーグ第30節セント・ジョンストン戦で、FW古橋亨梧のゴールもあり3-1と快勝。FW前田大然やDF小林友希ら日本人選手5名を擁しているが、2年続けての来日は実現しないかもしれない。
アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで、日本人選手や韓国人選手を次々と獲得したセルティック。昨年7月には日本ツアーを実施し、横浜F・マリノスやガンバ大阪との親善試合を実施。前田が古巣の横浜FM相手にハットトリックを達成したほか、G大阪戦でもMF岩田智輝、MF旗手怜央、前田が揃ってスタメン出場していた。
しかしブレンダン・ロジャーズ現監督のもとで迎えた今季は、古橋が絶対的ストライカーという立場ではなくなり、今年2月以降はFWアダム・アイダとポジション争いを演じる格好に。小林は今季公式戦で出番なしと構想外扱いを受けているほか、岩田もリーグ戦6試合のスタメン出場にとどまっている。
セルティックは今月18日、今年夏にアメリカで開催されるプレシーズンツアーに参戦すると公式発表。7月27日にプレミアリーグ(イングランド1部)の強豪チェルシーと対戦することが決まったほか、他クラブとの対戦も予定しているとのこと。米国ツアー参戦が決まったことにより、ネット上では再来日の可能性は低いとの見方が広まっている。
なお、セルティックはリーグ戦30試合を終えて22勝5分3敗。1試合消化が少ない2位レンジャーズに勝ち点1をつけて首位に立っている。ロジャーズ監督の進退に関する報道も飛び交う中、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス移籍拒否が報じられた小林をはじめ、日本人選手の去就にも注目が集まっている。