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オーストラリア環境財団(AEF)は、”グレートバリアリーフの現状レポート2024(State of the Great Barrier Reef 2024 )”を発表した(報告書、プレスリリース)。

ピーター・リッド会長は、サンゴ礁の面積は記録的な高水準で、素晴らしい状態にあることをこの報告書は示している、と述べた。

「地球温暖化によって白化が起きて大災害になる」という言説にもかかわらず、過去10年間にわたり、白化の影響を最も受けやすい種(板状サンゴとクワガタサンゴ)は、その数を爆発的に増やしてきた。嘆かわしいことに、白化の影響は、メディアや一部の科学団体によって日常的に誇張されている。