2018年1月20日からアメリカで開催されているデトロイトモーターショー2018にて、世界初のデジタルナンバープレートが発表されました。これにより、車に関する歴史が大きく変わる出来事になるかもしれません。このナンバープレートが日本に導入される可能性は、あるのでしょうか?
デジタルナンバープレートとは?

※画像はイメージです
デトロイトショーで発表されたデジタルナンバープレートは、アメリカのReviver Auto社が発表したものです。
すでに2018年内の実用化を視野に入れており、カリフォルニア州のフォード系大手ディーラーが、最初に導入する予定で、Reviver Auto社では2018年内に10万枚の普及を目指ざしていると言います。
『RPlate Pro』と名付けられたこのナンバープレートには、同社のRConnectという通信機能と合わせて運用されます。『RPlate Pro』導入によって、車両の登録や更新、ナンバー交付などの書類上のやり取りを簡略化することができます。
また、デジタル液晶らしく、あらゆる天候で被視認性が高いばかりか、プレートデザインの変更も容易。さらに改ざんされにくく盗難防止などにも効果があるほか、運送会社などでは車両の運行管理などに利用できるそうです。
既に試験的に導入済み
このデジタルナンバープレートは、すでにカリフォルニア州とアリゾナ州で試験的に導入されており、テキサス州とフロリダ州でも使用が認められるなど、全米に広まることが確実視されています。
アメリカでは過去125年に渡って採用してきたナンバープレートですが、ここで大きな変化を迎えることとなりそうです。
EVや自動運転は未来の車として大きく注目されてきましたが、ナンバープレートのデジタル化は盲点でしたね。
日本でも普及する?
皆さんが、気になるのは日本でもこのデジタルナンバープレートが採用されるかどうかではないでしょうか?
自分でナンバーの更新をしたことがある方ならわかると思いますが、いくつもの書類に記入しなければならず、慣れてなければスムーズに行えるものではありません。
それが簡略化されるとなれば、日本にも導入する価値は十分にあるでしょう。
しかし、デジタル化によって不具合があった場合、ナンバーの情報が表示できなくなるなどの問題点もあります。そういった場合の対策もできているのかもしれませんが、現段階では明らかになっていません。
車のミラーレス化についても賛否両論がありましたが、車のデジタル化が進めば進むほどアナログにはなかったトラブルを想定した対処が必要となってくるのではないでしょうか?
提供元・CarMe
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