主婦の友社が3月16日(土)に『はじめてのテキーラの教科書』を発刊した。

同書は発売前から注目を集め、ネット書店では発売前にジャンル1位を獲得。テキーラの知識を深めたい大人男性は必見だ。

発売前重版の話題本『はじめてのテキーラの教科書』

「テキーラ」と聞くと、どんなイメージが広がるだろうか。中には、一気飲みや罰ゲームを連想する人もいるかもしれない。

実のところ、テキーラは非常に楽しく魅力的な酒だ。ハリウッド映画や海外ドラマでも、祝いの席やパーティーでテキーラをオシャレに飲むシーンがよく描かれている。カジュアルに飲めることから世界的に人気が高い。

日本でも、ここ数年でテキーラをとりまく環境が大きく変化している。幅広い世代にテキーラの魅力が広がり、2022年と23年の上半期を比較すると、テキーラの輸入量はほぼ倍増しているそうだ。

そんなテキーラの楽しみ方についてわかりやすくまとめたのが、今回主婦の友社が発刊した『はじめてのテキーラの教科書』。テキーラの知識や最新情報が知れる良書だ。

テキーラの基本を細かくしっかり解説!

そもそも「テキーラ」とは、アガベアスルという多肉植物からつくられる蒸留酒のことをいう。

アガベアスルとはメキシコで自生・栽培されている200種類以上もある植物で、その75%以上がメキシコに存在する。この植物を用いて、メキシコ政府が認める公式規格を満たしたものだけがテキーラを名乗れるのだ。

また、日本ではストレートの飲み方が広く知られているが、実のところテキーラは飲み方のバリエーションも幅広い。たとえば、有名なカクテル「マルガリータ」や「パロマ」「マタドール」にもテキーラが不可欠だ。

しかもテキーラは常温保存でき、密閉すれば賞味期限も特に気にしなくていい。家に1本あると重宝する酒と言えるだろう。

メキシコの料理文化についても触れる

先で伝えたことからもわかる通り、テキーラとメキシコという国は切っても切れない間柄だ。ならばメキシコの食文化を知れば、もっとテキーラの魅力を深掘りできるはず。—そんな視点から、同書はテキーラと相性の良いメキシコの伝統料理を解説している。

また、巻末では、日本で購入できるテキーラブランドや蒸留所についても紹介。自分に合ったテキーラを見つける手助けとなること間違いなしだ。

出版記念イベントを大阪・東京で開催

同書の発刊を記念して、3月20日(水・祝)は「ゼンティス大阪」で、3月29日(金)は「代官山 蔦屋書店 Anjin」で出版記念イベントが開催される。

それぞれ参加可能人数に限りがあり、さらにチケットも必要となるので、気になった人は早めに申し込みページからチェックしよう。

『はじめてのテキーラの教科書』を通じてよりテキーラと親しみ、大人の教養を磨いてみては。

はじめてのテキーラの教科書
著者:目時裕美
定価:1,980円(税込)
判型/ページ数:A5判/144ページ

(IKKI)