洋服の青山やTHE SUIT COMPANYなどを手掛ける青山商事株式会社は、牡蠣の貝殻を再利用した新素材「SEA WOOL」を開発し、この素材を使用したスーツを3月14日（木）より販売開始しました。

「SEA WOOL」とは？

牡蠣の殻は毎年大量に廃棄されており、埋め立てられたり海や河川に捨てられたりするなど、世界的な環境問題になっています。

「SEA WOOL」は、牡蠣の殻とリサイクルされたペットボトルから作られたポリエステル繊維を組み合わせたもので、ウールのような柔らかさと滑らかな手触りが特徴です。

この素材は、ウールとの混紡により、ストレッチ性や防シワ性、UVカット機能を備えています。また、スーツの裏地にもリサイクル素材を使用し、環境への配慮を徹底しているとのことです。

商品概要

商品ラインアップは、テーラードジャケット、テーパードパンツ、フレアスカートの3種類。特にジャケットは、内ポケットを下方に配置することで、着た時のシルエットの崩れを防ぎます。

パンツにはヒップ部分にパワーネットを採用し、ガードルを履いているかのようにヒップラインをカバー。スカートはフレアシルエットで動きやすさを実現したそうです。

色柄はネイビーチェックで、サイズは5号から21号まで幅広く展開。

価格は、ジャケットが2万790円（税込）、パンツとスカートがそれぞれ9,900円（税込）です。洋服の青山主要230店舗および公式オンラインストアで販売されます。

＜参照＞

捨てられるはずの牡蠣の貝殻がスーツに変身！「SEA WOOL」素材を使用したサステナブルなスーツを3月14日に発売