今後の展望は?

追加サービスの要望に関するアンケートによると、現在テスト中の「内部文章を学習した問い合わせボット」に70%以上の区職員が期待しています。

アンケートの設問「今後、実装されたら使用したいもの(複数選択可)」※単位は人数

次のプロジェクトとして、Microsoft Teams上で「生成AI(ChatGPT)」と対話ができ、世田谷区庁内の内部文章を参照させた上で対話ができるQAボットがテスト段階に入っています。

さらに、ICTサポート用チャットボットが3月中に庁内へ展開していく予定です。このボットは、庁内のICT(情報技術)部門における、よくある質問をFAQとして作成したもの。区役所職員はMicrosoft Teams内でのチャットにて疑問を解消でき、担当者は同じ質問を何度も電話で回答する手間が省けるようです。

現在は生成AIの活用は庁内に限定していますが、区民向けのサービス提供も、今後検討していくとのことです。

<参照元>

世田谷区が生成AI(ChatGPT)サービスを3ヶ月で内製開発。73%以上の職員が生産性向上、1人あたり1日35分の業務削減を実感。 世田谷区の職員チームが内製で環境を構築しサービスを開発。Microsoft Azure OpenAI Serviceを活用し、株式会社クラウドネイティブが支援。 クラウドネイティブ