来たる4月9日(火)、今年で誕生15周年を迎える「ミシュランガイド京都・大阪 2024」の全セレクションならびに各店の評価が、公式サイト&アプリにて発表される。

一方で、インスペクター(覆面調査員)がオススメする「セレクテッドレストラン」も、毎月タイムリーに「New」マーク付きで紹介中。この3月には、京都・9軒、大阪・6軒のオススメ店が選出されている。

© YOKOI

© YOKOI

旅の道しるべになるミシュラン公式アプリ

世界のミシュランガイド(レストラン・ホテル)がひとつになった公式アプリでは、旅の道しるべとして使える機能が搭載されているほか、最新のセレクテッドレストランもチェック可能だ。

ミシュランの星の定義を改めて復習すると、一つ星は「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」、二つ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」、そして最高評価の三つ星が「そのために旅行する価値のある卓越した料理」となる。

そして年に一度の「ミシュランガイドセレモニー」では、星・ビブグルマン、セレクテッドレストランが発表される。

それでは3月に発表された、京都・大阪のセレクテッドレストランの一部を紹介していこう。

ライース/Raiz(京都)

伝えたいのは採れたて野菜のおいしさ。農家と連携し、収穫したばかりの香りと瑞々しさを生かす。

© Raiz

© Raiz

よこい/YOKOI(京都)

深蒸し茶で迎えるのは、静岡出身のため。父の教え“料理は自己表現”を胸に、自分らしさを表す。

© YOKOI

© YOKOI

酒と魚 DNA/Saketosakana DNA(京都)

和食の豊かさと日本の心を呼び覚ましたいと命名した「DNA」。品書きは昆布と鰹だしの椀物から始める。

© Saketosakana DNA

© Saketosakana DNA

和旬 たい喜/Washun Taiki(大阪)

屋号は“旬を和える”の意。合わせる食材が互いに引き立つ料理を旨とする。献立は常道と創作が織り交ざる。

© Washun Taiki

© Washun Taiki

おうどん 蓬/Oudon Yomogi(大阪)

日本料理「宮本」の女将が開いた一品料理とうどんの店。蕎麦前ならぬ“うどん前”という試みが楽しい。

© 東谷幸一/Oudon Yomogi

© 東谷幸一/Oudon Yomogi

生成/Kinari(大阪)

「生成」とは手を加えず、素朴でありのままのこと。味をなるべく加えず、自然の恵みと向き合う。

© Kinari

© Kinari

「ミシュランガイド京都・大阪 2024」では、昨年3月から毎月公開されてきた、セレクテッドレストランの“評価”が決定。公式アプリをダウンロードした上で、発表の日を楽しみに待ちたい。

(zlatan)